コロナ禍で今年も暮れる…



以前お世話になっていた楽器店のオーナーのお話。

 

 

バブル期には楽器店のオーナーさんは、我が世の春を満喫していた。海外旅行はファーストクラス自宅にはフルコンのグランドピアノを所有していて、私が行くと脚もとには必ずプードルが纏わりついてくる姿を思いだした。実は当時、私はイヌが嫌いなのであった。(その後何年かして、イヌやネコとは友達になった!)

 

 

で…これからお話しする社長は金持ちには違いないが、ピアノは好きだけど生活の重点をヨットに置く船乗りで、一等航海士の免許を所有している。太平洋横断こそしないが若い頃には1人で日本一周は勿論アジアの地域を小さなヨットで暇を作っては航海してきた強者だ。

 

私は以前からそこの社長の御自宅に挨拶に伺うたびに、「仕事休んでヨットで日本一周でもしないか?」とお誘いを受けていた時期がある。
それはそれで、大変有難いのだけど…実は私はヨットが嫌いなのである。(※もちろん乗った事はないが。)
それもこれも全てコロナ禍以前の夢のような話だ。もっとも社長の2隻のヨットは地震の津波で流されて今はない。

 


2021年ももうすぐ暮れる。