· 

わが道を行く

話し合いの結果、「お客様の声」なるページの削除が決まりました。

 

どちらのピアノにも真剣に相対します。そういった調律師の姿勢があり、職人としての在り方からしても、「お客様の声」のような表現は「粋」でないという。多くのケースで、玄関外までお見送りいただけることなどから、またお伺いすることになるであろうという雰囲気を受け取れますし・・・あえて載せる意味もないのだろうと。

 

当たり前のことを当たり前に、一定のリズムの中でその場その場において様々な作業を行ってまいります。何十年もの経験の積み重ねから、不具合の対処、おおよその所要時間、仕上りがイメージされます。

 

考えなくとも、わが道を行く、の調律師という存在が、黒子というか影に居る者ですから、派手派手しいところからは一歩退いた位置に立つわけです。

 

ということで、この組織自体が縁の下の力持ちになることが出来たら身に余る喜びというものなのでしょう。