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『ピアノの名曲』続き

3.11にいろいろ思い巡らし、無力さに何とも・・・

 

せめてものチャリコン寄付、

 

その機会を設けてくださった方に感謝です。

 

 

このところ連日、ピアノのレッスンを受けておられる方々、

 

レスナーさんの方々のブログにおじゃましていました。

 

SNSの短い文より、もうちょっと長い文章のブログの方が

 

性に合っているようです。

 

 

 

現実にまったくのピアノ初心者の方が、

 

3年の練習の結果、なんと音大(短大)に合格されたという

 

サクセスストーリー!?

 

というより、困難の道のりと、ガッツさにとてもとても驚きました。

 

ほんとうに

 

「為せば成る為さねばならぬ何事も 

 

 為さぬは人の為さぬなりけり」

 

 

 

さて、メジューエワさんの本の続きに入ります。

 

ショパンピアノの表現の可能性を最大限に開いた。

 

 

自身はリアリスト。

 

ベートーヴェンよりバッハに近い古典的と考えている。

 

ピアニストにとって一番大事な作曲家。

 

最も理想的なショパン弾きはネイガウス。

 

 

『練習曲集」作品10より第3番『別れの曲』

 

ピアノで歌う。

 

音大の試験で外されることが多いのが不思議。

 

ポリフォニー、レガート、ヴィオルトージティの要素があるから。

 

コルト―とアラウの録音がいい。

 

 

『ピアノソナタ第2番』

 

ピアニストが欲しいものがすべてそこにある。

 

 

リスト

 

華やかさの中にどこか暗い感じ。

 

常に魂の中で泣いているよう。

 

『ラ・カンパネラ』

 

好きな録音、チューレック。

 

『ピアノ・ソナタ ロ長調』

 

代表作。超絶技巧。

 

踊り場なしでひたすら階段が続いている感じ。

 

リスト自身の誰にも言えない寂しさを感じる。

 

 

ムソルグスキー

 

ロシアの「根っこ」。5人組でひとり民族的なものがある。

 

「混沌」がムソルグスキーのキーワード。

 

『展覧会の絵』

 

スケールの大きさはドストエフスキーに通じるものがある。

 

「ダイヤモンドの原石の荒削り」

 

 

ドビュッシーとラヴェル

 

ロシアの女性たちはみんな「最期はパリで死にたい」

 

と昔から言うくらいフランスの音楽、文学、絵画への憧れを持つ。

 

ドビュッシーラヴェル音色に対してのファンタジー。

 

ラヴェルは論理的。

 

二人性格の違いがある。

 

「ベルガマスク組曲」より第3番『月の光』

 

子どもでもアマチュアでも弾けるが、

 

きちんと弾くのは難しい。

 

好きな録音はギーゼキング。

 

 

『夜のガスパール』

 

ピアノ曲の中でも最も難しい作品の一つ。

 

好きな録音はサンソン・フランソワ。

 

 

どうも内容が上手くまとまっていないようでした。

 

メモした字が下手で読みにくいことといったら(苦笑)

 

 

読みやすい文、それぞれの作曲家に対しての説明と筆者の考えが

 

短く凝縮されていますので、

 

演奏の解釈は音楽の勉強している中学生や高校生、

 

弾けるアマチュアの方に参考になると思います。

 

掲載の曲が弾けない方、雰囲気は楽しめますね。