先日、お電話かけて来られたお客様、
「もしもし、T調律さんはいますか?」
「いえ、あいにく外に出ておりますが・・」
「あら、そう。まだ見えないものですから・・・
今日だと思ったのですけど、違ったかしら・・?
事故にでもあったのかと心配いたしましてね。
「申し訳ございません!
すぐ連絡取ってみますので少しお待ちいただけますか?」
20分くらいしてまたお電話いただき、
調律さんから何の返信なく、ドキドキ
「事故でなきゃいいのですけどね。
あのね、娘が東京に嫁いで、そして私も歳だからレッスンに行かなく
なってしまって、だから調律は今年はいいかなぁって思ったんです。
娘にそう話しましたら、
お母さん、調律くらいケチらないでやりなさいよ!
というものですから、ほほ」
「ははー!!! ありがとうございます!」
まことに珍しいお言葉頂戴しました。
でも、今日のご予約あったかしら?
いいえ、無いです。
実はT調律さんの個人のお客様で、
事務局で関知するはずもなく(オーノー!)
それでも、弾かずとも、毎年調律はすること、
という認識をお持ちの方もまだいらっしゃる。
嬉しいことでした。