絶対音感は存在しない。
① 調律に伺って作業が終わると和みの茶飲話の時によく出てくるのは「調律師さんって絶対音感をお持ちなんですよね?」
…そんな時どう答えるのかというと私は「そんなの持ってません。それ、私以外のメーカーの然る可き教育を受けた調律師や国家資格を持った調律師に聞いても100人が100人私と同じ事を言うと思いますよ。」と…
絶対音感っていうのは、ドの音はこんなもんだろう?レの音はこんなもんだろう?…ってやつですよね。
そもそも、絶対という言葉と感という言葉が一緒になっているという事じたい矛盾してると思いませんか?
普通の調律師は平均律調律法のアルゴリズムに従った音感の入る余地の全く無いピアノの調律の正しいやり方で調律作業を慎重に行うのです。
(この件については行き掛かり上書かざるを得なくなったので少しずつ書いていきますので…)
今どき絶対音感なんて言葉使うのは調律師風の人だけですよ。(※ベテランでもオレオレ調律師が多数いますので調律依頼TELをする際にはくれぐれも気を付けましょう。)😉