三度目の正直が仇になる事もあるんで・・・

3度目の正直が仇になる事もあるんで…

時間に遅れた時の言い訳について。
調律師の中でも、お客さん家に忘れ物をするのは、私の右に出る者は いないと自負する。調律が終わって、次のお客様の調律に伺って…ありゃ前のお客様の家に道具忘れてきちまったどうしよう…とゆうのは若い時には、日常生活の一部で、そんな時はお客様の家の前にいるのに、気づかれないように、こそこそ近所の公衆電話を探し「すみません交通渋滞で、30分ほど遅れます」なんてのは、しょっちゅうだった。

それを、またまた偶然にも同じお客様に2回やって今度で３回目、原因は、またまた忘れ物で遅刻、前回の時はたしか言い訳が「すみません、ぎゃ逆風で30分ほど遅れます」だった…
今回は、なんて言おう…ここは、やはり正直にお詫びしよう。
「申し訳ありません。前のお客様の家に調律道具丸ごと忘れて来ましたので、これから取りに伺いますので30分ほど遅れます。」
お客様…「………」  
繕って私…「すみません今まで、一度も忘れた事がないのは、いっ命だけでして…」
…ダメだこりゃ。